「一斉離陸の楽しみ方」第1戦-サガテレビ杯(順延分)
- 大会レポート
- 2016年度
- 「一斉離陸の楽しみ方」第1戦-サガテレビ杯(順延分)
2016年12月18日(日)はSAGAバルーンミーティング 第1戦 サガテレビ杯(順延分)が行われました。
SAGAバルーンミーティング、午前7時頃にメイン会場の防災ステーション南では「ブリーフィング」と呼ばれる競技者間会議(この日の気象状況を基にどのような競技を行うか話し合われるもの)が公開実施されています。
多くの熱気球大会では競技関係者のみで実施される"クローズド"なブリーフィングを垣間みることができるのも、バルーンミーティングの魅力のひとつ。
ブリーフィングの結果、この日の競技は河川敷からの一斉離陸。
北東から南西に流れる風を利用した1フライト2タスク(#1 HWZ, #2 FON)が設定されました。
そうと分かれば早速、一斉離陸の行われる嘉瀬川河川敷の競技エリアに移動!
競技エリア内に移動すると、既にそれぞれのチームがバルーンの組み立て、立ち上げ作業をされていました。
SAGAバルーンミーティングでは、実際に競技エリアの中に入り、バーナーを確認される様子や、球皮を広げる様子などパイロットやクルーの方たちがパタパタと手際良く動き回る姿を実際に近くで見ることができます。
この日はとても寒かったので、バーナーを焚かれるととっても温かくて思わず立ち止まり暖をとりたくなりました。(近づき過ぎは危ないのでご注意を...)
そうこうしているとあちこちでインフレ開始!ここからは次々とバルーンが立ち上がっていくため、シャッターチャンスの連続です、どんどん膨らんでいく球皮と一緒に会場に来られている方たちのワクワクする気持ちもぐ〜んと膨らんで、競技エリアのあちこちで楽しそうな声や姿が見られていました。
一斉離陸は、目の前で飛び立っていく沢山のバルーンが見れるのももちろん素敵なのですが、バルーンがどのように立ち上げられていくのか一連の流れを見ることができる良い機会でもあります。
実際に近くで見てみるといろんな発見があり、バルーンのことをより"知ること"ができるのではないかと思います。
残すあと2戦も、どのような競技が行われるのか楽しみにしつつ会場に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
わくわくする時間をきっと共有できるはずです。
(文・写真 / 佐賀バルーンフェスタ公式ネットチーム 小野 有美子)